努力したって結局は天性のものには勝てないんだ。

子どもが五年間続けてやっとレギュラーメンバーになれたんです。が、その地位もある子どもがすい星のごとく現れたことで、あっというまに奪われてしまいました。
五年生で入ってきて、何の下積みもなく、背が高くて前の学校でもやっていましたというだけで。

私は監督を恨みます。
ずっと、小さいけど一番頑張りやだから、絶対にうまくなると言われて、本当に人一倍練習してきました。
他の子どもが毎週三回、四回とある休みない練習をさぼって遊んでいた日にも、暑くても寒くても泣きながらでも練習しました。
みんなそれをわかっているから、力を合わせて勝とう!と思えたのに、さーっとかっさらわれ、、。
納得がいきませんが、これがスポーツの世界、保護者として何もできず、子どもがぐっと拳を握りしめるのを見ていました。
他の子も親もわかっています。
でも、自分に火の粉がふりかかるのはいや、だから、遠巻きに見ているだけ。
六年生で一人だけ控えの選手として力の限り応援する子供を私は尊敬します。